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【業界ニュース】平成27年「国民健康・栄養調査」の結果

2016年 11月 16日

厚生労働省による平成27年「国民健康・栄養調査」の結果が発表されました。
 
 
 
~社会環境整備へのニーズ高く、世代等の特徴にあわせた対策が必要~
 
「国民健康・栄養調査」は、国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基礎資料として、国民の身体の状況、栄養摂取量及び生活習慣の状況を明らかにするため、毎年実施されています。平成27年調査は、毎年実施している基本項目に加え、重点項目として、栄養バランスのとれた食事、運動ができる場所、適正な休養の確保及び受動喫煙の防止など、社会環境の整備の状況について把握されました。
 
「運動ができる場所」に関しては、今後のフィットネス指導のヒントとなるデータです。ぜひフィットネス指導者の皆様は、調査結果の概要(PDFファイル)のp11~を特にご覧ください。
 
 
 
【調査結果のポイント】
 

若い世代ほど栄養バランスに課題

 

・主食・主菜・副菜を組み合わせた食事は、若い世代ほど食べられていない傾向にあり、この世代は、外食や中食の利用割合が高い。(5頁、7頁)

・特に20~30歳代の女性では、たんぱく質、カルシウム、食物繊維及びカリウムなどの摂取量が、60歳以上に比べて少ない傾向。(39頁、41-43頁)

 

 

受動喫煙の機会は「飲食店」が最も高く4割超

 

・受動喫煙の機会を有する者の割合について場所別にみると、「飲食店」では41.4%と最も高く、次いで「遊技場」では33.4%、「職場」では30.9%。(15頁)

 

 

1日の平均睡眠時間が6時間未満の割合が増加

 

・1日の平均睡眠時間が6時間未満の割合は、ここ数年で増加傾向にあり、睡眠の妨げになっていることは、男性では「仕事」、女性では「育児」「家事」。(27頁、13頁)

 

 

地域でお互い助け合っていると思う割合が増加

 

・居住する地域の人々が「お互い助け合っている」と思う者の割合は55.9%で、前回調査(平成23年)と比べて約5ポイント増加。(16頁)

 
 
※詳細は調査結果の概要(PDFファイル)または、厚生労働省ウェブサイトをご覧ください。

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