2016年 06月 15日
第67回日本体育学会大会(8月24〜26日 大阪体育大学 熊取キャンパス)において、JAFA会員の穂積典子さんと田中雅子さんが「日本のフィットネスクラブにおけるスタジオプログラムの変遷~プレコリオプログラムの台頭とその背景および今後の展望〜」という演題で、発表される予定です。
その発表のための実態調査として、現在グループエクササイズ指導に従事されているインストラクターの皆様へ、アンケートへのご協力をお願いいたします。本調査にはJAFAも協力し、その結果や研究内容等を、機関誌やウェブサイトを通じて公開する予定です。
※アンケートの回答受付は終了しました(2016.7.15)。ご協力ありがとうございました。集計や分析の結果は、機関誌やウェブサイトでお知らせします。
■アンケート実施に当たって(本研究におけるプレコリオプラグラムの定義)
1980年代前半に日本にエアロビクスが紹介されてから30年余りが経過し、フィットネスクラブ等におけるスタジオプログラムを振り返ってみると、時世を反映した変化が生じています。その象徴の一つがプレコリオプログラムであると考えています。プレコリオプログラムが主要なスタジオプログラムの一つとして定着した背景にあるものは何か、また、その特性は従来のフリープログラムとどのように異なるのか、これらを学術的な観点から調査し検討することは、私たちインストラクターが自身の今後の運動指導への取り組みやビジネスを考える上で、有用な情報提供につながるものと考えております。そのための実態調査として、現在グループエクササイズ指導に従事されているインストラクターの皆様へ、アンケートへのご協力をお願いいたします。なお、本研究では、以下の条件を満たすものをプレコリオプログラムとしています。
・プログラム指定の音源を用いて定められた内容のレッスンを行う
・プログラム内容や使用楽曲の定期的なアップデートが行われている
・プログラム実施に当たり、所定の教育プログラムの受講が必須である
・定められた名称でレッスンを実施している
例として、レスミルズ、ラディカルフィットネス、MOSSA、DDDワークアウトシリーズ、ZUMBA、リトモスなどが挙げられます。なお、これ以外のプログラムであっても、上記の条件をすべて満たすものであれば、プレコリオプログラムとしていただいて結構です。
また、設問中にプレコリオプログラムに対して、フリープログラムという表現を用いていますが、これはインストラクター自身がプログラム内容や展開方法を考えて行うレッスンを意味しています。自身で指導内容やコンビネーションを考えて行うエアロビクスやステップ、マーシャル系エクササイズをはじめ、選曲や振り付けをインストラクター自身が行うダンスなども含まれます。また、ある程度伝統の型やポーズが決まっている太極拳やヨガなどでも、指導方法や順序、レッスンにおける時間配分および使用楽曲などがインストラクターに一任されているものにつきましては、フリープログラムとさせていただきます。なお、皆様からのご回答内容は、当該研究の目的でのみ、使用させていただきますことをお約束いたします。以上、アンケートの趣旨および説明事項を十分にご理解いただけましたら、アンケートフォームへお進みください。
<アンケート作成者>
日本フィットネス協会会員 穂積典子(JAFA/ADD、ACSM/EP-C、健康運動指導士)
日本フィットネス協会会員 田中雅子(JAFA/GFI、健康運動指導士)
※アンケートに関するご質問はjafastaff@jafa-net.or.jp までご連絡ください。
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