2013年 12月 24日
厚生労働省による平成24年「国民健康・栄養調査」の結果が発表されました。
~糖尿病有病者と予備群は約2,050万人と推計され、平成9年以降、初めて減少~
同調査は、国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基礎資料として、国民の身体の状況、栄養摂取量及び生活習慣の状況を明らかにするため、毎年実施されています。平成24年は重点項目として、平成9年以降、5年ごとに行っている糖尿病有病者等の推計人数、及び体格や生活習慣に関する地域格差が明らかになりました。
【調査結果のポイント】
〈糖尿病に関する状況〉
・糖尿病が強く疑われる者(糖尿病有病者)は約950万人、糖尿病の可能性を否定できない者(糖尿病予備群)は約1,100万人と推計。(8頁:図2)
・糖尿病が強く疑われる者と糖尿病の可能性を否定できない者を合わせると約2,050万人と推計され、平成9年以降増加していたが、平成19年の約2,210万人から初めて減少に転じた。(8頁:図2)
・糖尿病が強く疑われる者のうち、現在治療を受けている者の割合は、男性65.9%、女性64.3%であり、男女とも毎回増加。(9頁:図3-1)
〈 体格及び生活習慣に関する都道府県の状況 〉
・体格(BMI)及び主な生活習慣の状況について、都道府県別に年齢調整を行い、高い方から低い方に4区分に分け、上位(上位25%)群と下位(下位25%)群の状況を比較した結果、BMI、野菜摂取量、食塩摂取量、歩数、現在習慣的に喫煙している者の割合(男性)で、それぞれ上位群と下位群の間に有意な差。(21頁:表3)
※詳細は調査結果の概要(PDFファイル)をご覧ください。
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