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【JAFA会員からの投稿記事】日本体育学会参加リポート

2012年 09月 12日

「日本体育学会参加リポート~学会参加から学ぶこと~」

記・荻野ひとみ(JAFA北海道代議員 JAFA/ADI)

「山下泰裕先生が大会委員長ですよ。荻野さん、体育学会に来ませんか?」と、代表理事の小澤治夫先生に誘っていただきました。ほんのちょっと柔道をかじった私としては、あこがれの山下氏を拝見でき、小澤先生の話も聞けて、自分の参加した研究(筑波大学の澤江幸則先生による「障害者支援施設における知的障害者の身体活動量について」ライフコーダを使った調査結果)がポスター発表されるとあっては、行かないわけにいきません。今回はJAFAのブースがあるのも心強い味方です。

3日間にわったって行われるさまざまな記念講演やシンポジウムは、どれも面白そうなテーマばかり。また15もの専門部会では、大学院生からベテラン教授までの研究発表が聞けます。私が主に参加したところは「アダプテットスポーツ」でしたが、隣の教室では「介護福祉・健康づくり」をやっていました。

また、JAFAの元理事で現在は参与である福岡大学の田中宏暁先生の「スロージョギング」をテーマにしたキーノートレクチャーがあったり、高齢者の交通事故防止を目的に作られたダンスエクササイズ「トラビック」の発表があったりと、こちらも大変興味深いものでした。何人かのJAFA会員にも、この会場でお会いしました。

学会に参加して思うことは、やはりエビデンスの大切さです。いつも現場の最前線にいる私たち実践者や、指導者にこそそれが必要です。さまざまな立場からの見解、小さな疑問から生まれた事柄の検証。それらは日々の実践に疑問を投げかけ、質の向上へと導いてくれるでしょう。また、ほかの地域での取り組みなどを知ることによって、共感と自信も得られるに違いありません。今回も私にとって、自分の仕事の意味を再考する良い機会となりました。

そしてお昼休み…、受付でかいがいしく働く高野進先生を見て感動しながら外に出ると、なんと!井上康生さんがALSOKのシャツを着てハンバーガーを売っているではありませんか。写真にも気軽に応じてくれました。おいしいハンバーガーをいただいて、身も心も大満足。大変楽しい3日間でした。

 

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