フィットネス指導者を目指す方へ

フィットネス指導者の仕事

フィットネス指導者の仕事は、人々の健康・体力づくりを専門的な知識と技術に基づいて指導することです。昨今のフィットネスシーンでは、エアロビクスやアクアビクス、ウォーキング、ストレッチ、コンディショニングなど、さまざまなプログラムが普及しています。

JAFA会員の指導現場もフィットネスクラブだけでなく、地域のスポーツ施設や医療・福祉分野、教育分野等にまで広がり、指導対象者の年齢も幅広くなっています。

施設や企業等でフィットネス指導者の養成を検討されている場合は、GFI 実技講習会や認定試験のオーダー開催を承ります。開催をご希望の場合は事務局までお問い合わせください。

ここでは、ほんの一部ですが、GFI資格を取得した方の活動内容をご紹介します。

  1. 主な指導現場やプログラム、指導対象者
  2. GFI受験のきっかけ
  3. GFI受験勉強で工夫したこと
  4. GFIを取得して変化したこと
  5. 今後のGFI資格の活用法
  6. その他の保有資格や肩書

宮川正実さん(東京都)

子育てを終えて、再びフィットネスの仕事へ復帰
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GFI3種目(ADI、REI、SEI)取得(2021年)
  1. 近隣のコミュニティセンターでストレッチやエアロビクスを指導しています。ストレッチは90分かけて身体をほぐし、所々で軽い筋トレを入れています。エアロビクスは75分間のうち最後の30分程はしっかりストレッチをします。生徒さんは個人の方やサークルなど形態はさまざまで、年齢も幅広く主に肩こりや腰痛等でお困りの方が多く通われています。
  2. 高校を卒業してエアロビクスのインストラクターをしていましたが、けがのため、数年で離職しました。結婚、出産、子育てを終えて、またフィットネス人生を歩んでみようと思った時に、資格を取得するなら30年前以上の歴史があり信頼できるJAFAのGFIと決めていました。
  3. 筆記試験はとにかく教科書を何度も読みました。そして主要な部分を書き出し、自分なりのノートを作りました。実技は毎日の自主練とレッスンでも積極的に実践しました。
  4. 先ずは自分自身への自信の変化です。より一層、生徒さんとの会話が膨らみました。そして生徒さんの質問に答えることにより、自分自身が成長して行く事を感じます。コミュニティセンターや生徒さんからの信頼を得られることで、仕事の質や量も向上しました。
  5. 運動不足の方には勿論ですが、特にけが、肩こり、腰痛、ぎっくり腰等にお悩みの方が少しでも解消できるエクササイズを広めていきたいと思っています。
  6. JSA-CSTP(日本ストレッチング協会)

黒田美沙希さん(大阪府)

インストラクターとしての基礎を学べて、その後の資格取得にも役立つ
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GFI5種目(ADI、REI、SEI、AQWI、AQDI)取得(2017年)
  1. 総合型フィットネスジムでインストラクターとして、ベビーから高齢者までの幅広い年代の方に指導しています。担当レッスンは、アクアビクス(初級)やエアロビクス(初中級)など。また、専門学校の水中運動の講師も務めています。
  2. 専門学校のカリキュラムに、GFIの資格取得がありました。1つでも多くの資格を身に着けたい!という思いで、学校の中で取れる資格はすべて取得しました。
  3. ノートは作らず、教材に解説などを含めて書き込み、教材に載っていないポイントを書き込んでいきました。そして、暗記するのではなく理解をするまで教材を読み込みました。実技では、恥ずかしがらずに【インストラクターになりきる】を意識し、細かなところまで受講者にわかりやすくお伝えすることを心がけました。
  4. インストラクターとしての基礎を学べたので、その後の資格試験でも役に立ちました。現在でも教材を見返し、基礎を忘れないようにしています。
  5. 今後もインストラクターの育成・指導に関われるよう、私自身もスキルアップに努めていきたいです。フィットネス初心者の方にいつまでも寄り添えるインストラクターであり続けます。
  6. 健康運動実践指導者、JATI など。

藤森祥さん(北海道)

業務で担当することになり、安全な指導を行うために
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GFI1種目(AQDI)取得(2019年)
  1. 東京都出身で、都内や関東のフィットネスクラブやスイミングスクール、幼稚園などで、ベビー~シニアまで幅広く泳法指導を担当してきました。現在は北海道のスイミングスクール(ジェイエスエス)にて、泳法指導とアクアビクス、アクアウォーキングを担当しています。
  2. アクアビクスのレッスンは、仕事の空いた時間に参加していました。当時都内で勤務していた施設がプールの一角を他社アクアビクスの研修の場として提供していました。その様子を拝見し、やってみたいと思っていたものの、タイミングが合わず時間が経過していました。現在の職場で偶然担当することが決まり、楽しむ側から安全に教える側になるために受験を決めました。
  3. 理論:仕事が終わってから集中して行いました。
    実技:受験前から、アクアビクスレッスンを担当していました。日々のレッスンの中でキューイングの出し方や動きに気をつけて行うことで試験に備えました。
  4. 安心感です。お客様へ安全に楽しんでいただけるような知識を学べました。残念ながら知識だけではレッスンはできませんので、現場で経験を積むことで自然に自分も楽しめるようになってきました。
  5. 他の資格取得も検討中ですが、受験日、講習日が仕事と重なっていたり北海道からは遠いことも多く、タイミングを見てスキルアップをしていきたいと思います。また、自分のスキル見直しのために再度受講したいとも思います。
  6. NESTA(キッズコーディネーション)、JCCA(ベーシックインストラクター)など。

亀井惇さん(茨城県)

自己目線の判断基準に頼らず、確かなスキルを得て自信がついた
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GFI3種目(REI、SEI、AQWI)取得(2018年)
  1. フィットネスクラブで、トレーナーとして業務に携わっています。自重トレーニングをベースにしたボディメイクやストレッチポールやストレッチのレッスンなどを担当させていただき、老若男女問わず広い世代のお客様にコンディション向上や筋力アップをご提供させていただいております。
  2. 初めはスイミング施設に携わっており、AQWの資格取得を目的としていましたが、お恥ずかしい話、数回筆記で落ちてしまい、合格する前に現場から一度離れていました。その後、フィットネスに携わるようになり、レッスンの質を高めたいという想いから、再度資格取得に踏み出して今日に至ります。
  3. 学んだままにせず、まずは実践してみる、他の方へ得た知識を提供する。この2つが身に染みてノウハウを取得できたメリットだと感じます。一番は、新しいことを知った喜びを、自分なりに表現することですね。
  4. 現場慣れすると、判断基準が自己目線になりがちなため、確かなスキルを得て自信をつけたいと思っていました。現場での研修に加え、GFIから得た指導方法、予備知識などを交えて現場にアジャストしたら、今まで以上にレッスンが価値あるものとして、自分自身に返ってきました。それは、参加してくださるお客様のご様子から感じることができ、大きなギフトでした。
  5. 10年ほど前から、ぼんやりと海外志向があり、国内問わず外の世界も関心がるため、現状で携わっている業務を誠心誠意取り組みながら、道を切り拓いていきます。そのために、学ぶことを惜しまず、それをいつどんな場面でも一つずつ実践できるようにしています。
  6. 児童厚生員、放課後児童指導員、ベビースイミング指導員、幼児水泳指導員
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