フィットネスダンス

フィットネスダンスとは

dance_rogo.gif誰もが馴染みのある日本の楽曲に健康体力づくりを目的として振り付けをしたダンスエクササイズを「フィットネスダンス」といいます。

2002年、当時JAFAの会長を務めていた宮下充正先生(東京大学名誉教授)が「日本人による、日本人のための日本の楽曲で運動する健康体力づくりプログラム」として提唱したのが始まりです。そして、「フィットネスダンス全国大会」を通して、たくさんのフィットネスダンス作品が誕生し、世に送り出されてきました。

フィットネスダンスの1番の特徴は、日本の楽曲を使用するエクササイズプログラムであることです。童謡、民謡、演歌、歌謡、フォークソング、Jポップや日本的オリジナル曲など日本の楽曲を使っています。日本人にとって日本語の歌詞は耳からすっと頭に入ります。心情を思いながら、情景を思い浮かべながら、そして歌を口ずさみながら踊ることもできまるという点で、からだだけでなく心の健康づくりにもつながることが期待されます。

そして第2の特徴は、全身持久力、筋力・筋持久力、柔軟性・調整力などの体力要素を考慮して振り付けをしているということです。全身持久力の向上、下肢筋力の強化、体ほぐしなど、体力づくりの目的に合わせてさまざまなフィットネスダンス作品が作られています。また、高齢者、低体力者、青少年、子ども、妊婦などさまざまな対象者の健康体力面の特徴と音楽の好みを考慮してたくさんの作品が作られています。

フィットネスダンス全国大会で上位に入賞した作品は以下の通りで、第7回大会まではDVDなどに収録して頒布しています。DVDに収録された作品(振り付け)は、フィットネスの現場や発表会等で自由に活用いただけます。ただし、活用される場合は下記の「フィットネスダンスの名称普及に関する実態調査について」へ必要事項を記入して当協会事務局へ提出のうえ、その作品が「フィットネスダンス」であることや、オリジナルの作者名やプログラム名を紹介してください(任意)。

 フィットネスダンスの名称普及に関する実態調査について(PDFファイル)

フィットネスダンス全国大会上位入賞作品(楽曲名「作品名」)
第1回大会
(2002年)
手のひらを太陽に「手のひらでリフレッシュ」、オリジナル楽曲「よさこい鳴子踊り・させぼばやし編」、三百六十五歩のマーチ「365歩のマーチで毎日体操」、ピクミン音頭「棒ビクス」、Dong Pang「ドンパン節」、てんとう虫のサンバ「ムービングバランス」
第2回大会
(2003年)
おもちゃのチャチャチャ「タップ・ステップ・ダンシング」、世界に一つだけの花「身体"生き活き"体操」、島唄「ゆったリズムで風になれ!」、瀬戸の花嫁「エンジョイボール」、世界に一つだけの花「ボールdeしなやかストレッチング」、SHAKE「妊婦のウキウキエクササイズ」
第3回大会
(2004年)
島人ぬ宝「身体生き活き体操 肩編」、出発「山登り」、おさかな天国「楽々(らくらく)ビクス1」、きよしのズンドコ節「利根川ズンドコ節」、童神~天の子守唄~「スリング体操~子育て支援エクササイズ」、慎吾のオハロック「親子でオハロック」
第4回大会
(2005年)
手のひらを太陽に「みんな、みんな友達!手話ダンス」、雪やこんこ「健康雪かき体操」、柔「利根川の『柔』、花「☆らくらく介護予防ダンス☆」、松ケンサンバⅡ「元気でサンバ!! オーレ」、ドラえもんのうた「あいさつ体操~動物園へおでかけ編」
第5回大会
(2006年)
Ambitious Japan!「Boys be Ambitious"青少年よ大志を抱け"、一円玉の旅がらす「タオルでハツラツし体操」、スマイル「みんなでスマイル」、立佞武多(たちねぶた)「心も身体も元気にヤッテマレ」、人生一路「みどりとくにのこのエアロ人生」、真っ赤な太陽「ゴーゴーダンス!」
第6回大会
(2007年)
元気イキイキ!おもいッきり「元気が一番・デブ二番」、ひとりじゃないの「ボディーツイスト」、きよしのズンドコ節「ズンドコ節」、アンパンマンたいそう「親子で楽しく"アンパンマン体操"、さくら「"さくら"DEスローストレッチ」、花「花でのびのびストレッチ」
第7回大会
(2008年)
前略、道の上より「前略、サラリーマン殿(メタボ予防エクササイズ)、世界に一つだけの花「ボールを操る、カラダを操る」、希望という名の最終列車「健康列車」、ハナミズキ「ハナミズキでけいらくストレッチ」、涙をふいて「ぎゅうっと体ほぐし」、夢先案内人「月夜にゆられて」
第8回大会
(2009年)
花「身体"生き活き"体操 チビボールで癒されよう」、きよしのソーラン節「みんなのソーラン体操」、1+1の音頭「今日も元気ではつらつと」、タッチ「ペットボトルでリフレッシュ」、きよしのズンドコ節「お座敷体操」、春よ来い「しなやかにドラマティックに」
第9回大会
(2010年)
Runner「オレラン~オレ達ひたすらンナー~」、Mickey(ハワイバージョン)「親子でMickey!」、花「ネジネジ体操」、おどるポンポコリン「手足を伸ばしてポンポコリン」、もしも明日が...「いつもそばにいるよ」、野に咲く花のように「つながり体操~手・脳・体~」、B-DASH「マリオになって弾んじゃおう」
第10回大会
(2013年)
JAFA25周年記念イベントフィットネスアセンブリーで開催しました。

フィットネスアセンブリー

第9回フィットネスダンス全国大会 最優秀賞受賞作品

川村美樹さん(埼玉)は、自由部門で最優秀賞を受賞。予選落ち~財団賞受賞~優秀賞受賞とワンステップずつ上がってきたチャレンジャーです。プログラムは「オレラン~オレ達ひたすらンナー~」で、使用曲は「Runner」。

課題部門の最優秀賞に輝いた三辻浩子さん(神奈川)。プログラムは「親子でMickey!」で、使用曲は「Mickey(ハワイバージョン)」。息子さんとの共演を果たし、喜びもひとしお。
ページの先頭へ ページの先頭へ

©2014 Japan Fitness Association.