フィットネス指導実践報告会

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2007年フィットネスサミット『第1回身体福祉学会学術総会』報告

『第1回身体福祉学会学術総会(2007/9/10)』

田畑泉先生

田畑泉先生の講演の様子

9月10日の午前中は、第1回身体福祉学会学術総会が『身体福祉の提唱』をテーマに開催されました。身体福祉学会の前身は『身体福祉学研究会』で、この研究会は日常生活における動的行動能力(体力)に関与するからだの機構やその発達と老化の過程、そしてそれを保持増進するための運動実践の方法などの研究を行うことを目的として、宮下充正先生(JAFA会長、東京大学名誉教授)を中心に平成17年に設立されました。

今回の学術総会では、まず宮下先生による『身体福祉学が目指すもの「フィットネスサイエンス」とは』と題した基調講演が行われ、宮下先生は「身体福祉とはからだに幸せをもたらす学問である」として、運動の実践と研究によるフィットネスサイエンスの発展が不可欠であると述べました。

三村邦裕先生

座長を務めた三村邦裕先生

次に田畑泉先生(独立行政法人国立健康・栄養研究所 健康増進プログラムリーダー)による『エクササイズ・ガイド2006』と題した招待講演が行われました。エクササイズ・ガイドを一般への運動参加を促進するためのツールとして、より効果的に活用するための解説をしていただきました。

学会の後半では、身体福祉学会員による口頭発表が行われ、福島多香恵さん(効果的なチェアロビクス実施に関する一考察)、深澤昌子さん(住民主導型筋トレ「鬼石モデル」の支援)、重森健太さん(歩幅を意識したエクササイズウォーキングが身体認識に及ぼす影響)の3名による発表があり、座長の三村邦裕先生(千葉科学大学教授)からも良い評価をいただいていました。

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