最近のフィットネスクラブでは、若い男女とともに、40歳代以上の男女がグループエクササイズを受けていたり、プールで歩いていたり、水中エアロビクスを楽しんでいたりする光景を見かけるようになりました。
シニア会員は若年層に比べて利用回数も多く、中には毎日来るという人もいるそうです。
中高年層のフィットネスへの参加が盛んになってきている背景には、健康、アンチエイジング(老化防止)への関心の高まりもありますが、フィットネスクラブなどで新しい友だちと知り合ったり、運動を通して新しい自分を発見できることなども重要なポイントと言えるでしょう。
楽しい音楽に合わせてみんなで運動するエクササイズ、泳げなくても大丈夫なアクアビクスなどは、ごく自然に、運動を習慣化するのに最適といえます。
まだフィットネスを経験したことがないという方はぜひ一度、ご自宅近くのクラブなどを訪ねてみてはいかがでしょうか。見学も自由ですし、希望すれば体験をさせてくれるクラブもあります。
さあ、思い切ってシニアフィットネスの扉をたたいてみてください。
その扉は新しい人生の扉に通じているはずです。
●高齢者向け運動指導に関する団体
・東京都老人総合研究所
・NPO法人1億人元気運動協会
・NPO法人健康支援エクササイズ協会
・NPO法人 北海道健康づくり協会
・日本ウエルエージング協会
近年、子供達の運動能力の低下や、肥満などが問題視されています。それらを改善するためには、小さな時期からしっかりとした運動をする事により、運動神経の基礎をつくっていくことが望ましいといえましょう。
また、子どもたちがフィットネスを体験することで、運動身体能力や、集中力を高めることができ、ひとつのことを成し遂げる達成感や楽しさを、自然に身につけることができます。そのうえ、集団で行うなら、みんなでがんばること、あるいは仲間を思いやる気持ちなどが育ち、心の優しさも自然と身につけられることでしょう。
精神的にも、肉体的にも強い人間になってもらいたい。多くの親御さんたちが、そう願っているはずです。
フィットネスを通じて、子どもたちが体や精神を鍛え、仲間を増やし、思いやりの心、ルールを守ることの大切さを、楽しみながら伸び伸びと、身につけててほしいと思います。